ジーベックと黒ひげは気が合わないと思う。
ロキがジーベックとの類似点から黒ひげに加わると信じている人と議論になったんだけど、それについて他のみんなはどう思ってるのか気になった。
個人的には、2人はまったく似ていないと思う。
共通点は、どちらも計画を持っていて、世界の王になりたがっていることくらいで終わってる。
ジーベックには名誉があったし、本物の友情もあった。
ハラルドを服従させることは間違いなくできたはずなのに、彼は無理やり従わせなかった。
彼の計画にはおそらくハラルドが必要だったはずなのに、それでも彼はそうしないことを選んだ。
これは黒ひげなら絶対にやらないことだと思う。
みんなはどう思う?
ジーベックは家族を救うことも選んだしな。
同じ状況で、ティーチがそうするとは思えない。
ジーベックは家族を救うために自分の夢を犠牲にすることを選んだけど、ティーチは自分の夢を叶えるために家族を犠牲にすることを選んだ。
ティーチは白ひげや他のクルーのことを大事に思っていたと本気で思う。
でも最終的には彼の野心がすべてに優先したんだと思う。
もしヤミヤミの実に出会わなかったら、彼は白ひげの船に残ることに満足していたはず。
同じように、もし白ひげが弱っていなかったら、彼は白ひげと一緒に自分の夢を達成しようとしたと思う。
でも白ひげが自分の夢の前に立ちはだかった時、ティーチはその力を自分のものにした。
ティーチなら100%まず悪魔の実を取りに行って、そのあとロジャー対ガープをのんびり見ながら、横から襲うチャンスを待つと思う。
ワンピースで好きなことの一つは、物事の世襲性に対する尾田先生の姿勢なんだよね。
多くの漫画は、父親が偉大だったから息子も偉大になるとか、父親とまったく同じことをするとか、そういう方向に戻りがちだと思う。
もちろんワンピースにそれが存在しないと言ってるわけじゃない。
ただ、ルフィはロジャーの子どもじゃない。
ルフィと父親は、互いに同じ仕事をしているわけでもないし、ガープとも違う。
黒ひげとロックスの間にも、かなり明確な違いがある。
他の漫画だと、こうはならないことが多い。
多くの漫画家なら、ルフィの父親をロジャーにして、まるでこの予言を成就する運命だったみたいにしていたと思う。
尾田先生がそこにチャレンジしているのが嬉しい。
父の罪が不当に息子に押しつけられるというテーマもあるし、エースが殺された理由そのものでもある。
そのシステムは腐敗していて、欠陥があって、その点で現実の歴史を反映している。
物語そのものやキャラの能力はおどけているけどね。
地球の失われた世紀との類似点、歴史上の人物や海賊の名前、そして政府が歴史的に超富裕層の意向に従って運営されてきた経緯との重なりは、どれもすごく面白い。
ワンピースについての大学の講義があっても全然おかしくないと思う。
たぶん今ならどこかにあるだろうけど……自分が25年前に読み始めた時にはなかった。
でも今や世界的な文化現象だし、もっと意外な作品が講義の題材になっていたりするからね。
回想で、シャンクスがロジャーの息子が次の海賊王になるだろうって話をしていたけど、ギャバンは「大きな期待を背負わされた人間は、たいていその期待に応えられない」みたいに反論していたよね(記憶が正しければ)。
ワンピースの大きなテーマの一つは、意志と、それを受け継ぐ者たちだと思う。
ただし、意志が受け継がれない場合もある。というより、間違ったものばかりが受け継がれてしまう場合もある。
ジーベックは自分の意志をティーチに受け継がせることに失敗した。
だからティーチは、正しい教訓を教えてくれる父親がいないまま残された。
彼の母親は、おそらく彼にものすごく高い期待をかけていたんだと思う。
そしてそれに対して、ティーチは父が失敗したことを成功させるために、より暗い道を選んだ。
だから、私はロキが黒ひげに加わるとは思わない。
ジーベックとティーチは、違う環境で育って、それぞれまったく違う人間になった。
同じ道徳観を共有しているわけじゃない。
2人の共通点は、顔と最終目標くらいしかない。
ロキは、ジーベックに憧れたのと同じようにはティーチに惹かれないと思う。
とはいえ、ティーチにはかなりのカリスマ性がある。
クザンが彼の一味に入るなんて、誰も予想していなかったと思うけど、実際そうなった。
だから、もしかしたら……という可能性はある。
でも、もしティーチが新しい仲間を得るなら、それはもっと道徳観が柔軟な人物か、あのバーで彼が見つけた時のクザンみたいに、道に迷っている人物である可能性の方が高いと思う。
自分はまだ、クザンがドレークみたいにSWORDの潜入任務中であることを期待してる。
私はクザンが自分の意志でティーチについて行っている展開を期待してる。
ただし、どちらかというと一時的な休戦みたいな感じで。
クザンは世界政府の腐敗と、それが海軍にどう影響しているかをすでに身をもって知っている。
だから黒ひげが、イムのような巨悪が存在する証拠や話を、説得力のあるイム様攻撃計画と一緒に持ってきたら、クザンは彼に協力しようと思うかもしれない。
彼はタイムスキップ前から空白の100年について調べていたし、今は黒ひげのためにポーネグリフを集めていることが示唆されている。
潜入だろうがそうでなかろうが、彼の目的は変わっていない。
・シャンクスはガーリングと仲が良くない
・ドラゴンはガープと仲が良くない
・ヤマトはカイドウと仲が良くなかった
・エースはロジャーと仲良くなれなかったと思う
・ロキはハラルドと仲が良くなかった
・ドフラミンゴはホーミングと仲が良くなかった
・おでんはスキヤキと仲が良くなかった
・ヘルメッポはモーガンと仲が良くない
・ビッグ・マムの息子たちは誰も自分たちの父親と仲が良くない
・チョッパーは実の父親と仲が良くなかった
・フランキーは、自分の父親(たぶんクイーン)が誰であれ仲良くならないだろう
・サンジはジャッジを心底軽蔑している
・ルフィはドラゴンのことすら知らない
・ウソップ
要するに、ワンピースでは、息子と実の父親の関係は非常に険悪だ。
いくつか例外はあるけど、ティーチとジーベックが互いに喉元に食らいつく関係になってもおかしくない。
死んだ母親と否定的な父親が、このキャラたちを作っているんだな。
エースがロジャーについて抱えていた問題は、ロジャーが自分と母親を捨てたと思っていたことだよ。
もしロジャーと一緒に育つ機会があったなら、エースはロジャーをまったく嫌っていなかったと思う。
たぶん、仲良くなっていただろうね。
ウソップと父親の関係は距離があるけど、それでも彼は父親に憧れている。
他の例とはあまり合っていないと思う。
もしジーベックがティーチを育てていたら、黒ひげは違う人間になっていただろうね。
ジーベックは、義理の兄弟として何十年も一緒に過ごしてきた仲間を、自分の息子が実を奪うために殺したと知ったら失望するだろうな。
ロキが黒ひげに加わることは絶対にないと思う。
ロキはバカじゃないから、ジーベックと黒ひげがどれだけ違うかすぐに見抜くだろう。
ちゃんと紹介される前の、みんなが想像していたようなロキだったなら、もしかしたらあり得たかもしれないけど。
もしジーベックがそばにいて彼を育てていたら、彼はたぶん違う人間になっていただろうね。
ロキに関しては、ティーチがジーベックの息子だと知ったら、すごく興味を持つと思う。
そして、もっと彼を見てみたいとは思うだろう。
でも、それだけで仲間になるとは思わない。
ジーベックの仇討ちに具体的につながるミッションがあるなら、一時的に協力する展開はあり得ると思う。
名誉っていうのは、ちょっと言い過ぎな気がする。
ハラルドと彼の妻以外に対しては別に良い人ではなかったし、彼はカリスマ性ーー主に力ーーで、すべての人間を自分に従わせようとしていた。
黒ひげの方が確実にもっと悪いけど、ロックスのカリスマ性のせいで、彼が悪人だった事実を見えにくくしてる思う。
黒ひげが自分のクルーとの関係をどう見ているのかについては、まだ十分にわかっていない気がする。
だから、彼に本物の友情がないと結論づけるのは早いと思う。
君が間違っているとは思わないけど、まだ驚かせてくる可能性はある気がする。
今の黒ひげ海賊団のクルーとのそういうやり取りはあまり見ていない。もちろん、白ひげのところでどうなったかは知っているけどね。
ただロックスの方も、特定の目的のためにクルーをまとめていた以外、クルーと何かをしているところはあまり描かれていない。
最終的に彼が気にかけていたのは血のつながった家族だった。
ロックス海賊団は、強くて、それぞれ達成したいことがあったから一緒にいただけ。
ティーチが本当の人間関係を築くのに苦労しているというのは理解できる。
ゴッドバレーの時はまだ幼かったからね。
母親に何が起きたのかはわからないけど、白ひげと出会った時、彼はおでんから孤児と表現されていたし、彼自身も他に行く場所がないと言っていた。
この子は、一緒に暮らしていた家族、祖父母、おば、おじなどが全員イムの駒にされるのを見た。
そして自分の父親もそうなって、自分を殺そうとした。
白ひげ、カイドウ、ビッグ・マムは彼が操られていたことを知らなかったから、ティーチにわかるはずもない。
幼いティーチは、おそらく母親を通して父親の理想を受け継いでいた。
でも自分の目標達成のために本当に助けてくれる人は誰もいない、あるいは誰も信用できない。
だからこそ彼は待ち続けて、自分の理想の実をサッチが先に見つけた時、彼を殺したんだと思う。
ロックスがハラルドを無理やり服従させなかったのは、彼を対等な存在として見ていたからだよ。
ただ、自分のクルーは服従させていた。
雑魚たちじゃなくて、ビッグ・マムや白ひげみたいな大物たちをね。
黒ひげはゴッドバレーの産物なんだよ。
彼は父親のような結末を迎えないよう必死になっている。
その考えが恐ろしすぎて、自分の知っている全員を裏切ることもいとわなかった。
黒ひげは必死で、怯えている。
彼は世界最強クラスだった父親が悪魔に変えられ、自分の家族を狩ろうとする姿を見たんだ。
性格的にジーベックに一番近いのはルフィだよ。
ロキはルフィに加わるだろうね。
ルフィとドラゴン、ロジャーとエース、そして黒ひげとロックス。「似てない親子」関係は意図して書かれているものだと思います。それにしても、白ひげはティーチがロックスの子だと気づいていたのでしょうか……。
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「ロックス・D・ジーベックと黒ひげは本当に似ているのか?」という議論まとめ。
同じ“世界の王”を目指す存在でも、ジーベックには仲間や家族への情があり、黒ひげはそれを犠牲にする側なのではないか、という比較が中心になっています。