「なぜ自分はエースを好きになれないのか」というスレ主の長文考察から始まるスレッドまとめ。
日本でも賛否両論だったエースというキャラクターを海外勢はどう思っているのでしょうか。
スレタイ
ようやく、なんで自分がエースを好きになれないのか分かった。
マリンフォードのネタバレ注意!
もう何十年もワンピースを読んでるんだけど(これに気づくとなんか変な気分になる)、ずっと「なんでみんなそんなにエースに夢中なんだろう」って思ってた。
自分はずっとエースが好きじゃなかった。エースが死んだ時も、驚いたし、ルフィや白ひげ海賊団のみんなのことを思うと悲しかった。
でも、自分自身の感情として悲しかったわけじゃなかった。
今日、マリンフォードでのガープとエースについてのショート動画を見て、ようやく自分がエースに引っかかってた理由が分かった。
要するに:エースはプライドに縛られていて、そのせいで周りのみんなを傷つけている。
みんながエースを好きなのは、楽しくて、かっこよくて、自信があるからだと思う。しかも強いし、すごくいい兄貴でもある。
ワンピースの中でもかなり複雑なキャラの一人だし、すごく上手く書かれてる。
ここははっきりさせたい。
エースは素晴らしいキャラクターだし、尾田先生は欠点のあるキャラを書くのが本当にうまい。ただ、自分は個人的に好きになれないってだけ。
自分が引っかかるのは、エースのプライドだ。
サッチの死のあと、エースは黒ひげを倒すことを自分個人の使命にしてしまった。
白ひげはそれを望んでいなかったのに、プライドのせいで行ってしまった。この判断は白ひげ海賊団にとって致命的だった。
黒ひげに捕まったあとも、クルーはエースを支え、命を懸ける覚悟までしていた。でもエース自身は、その助けを受け入れなかった。
自分の血筋や、自分ひとりで招いた状況のせいで、自分は彼らの犠牲に値しないと思っていたからだ。
だから監禁中も、マリンフォードでも、エースは自分から脱出しようとほとんどしない。
処刑台でも、生きる道を選べる場面は何度もあった。
ガープは「お前はどうしたい」と問いかけたのに、エースは何も言わない。
自分は、この時のガープは本気で全部を投げ打つ覚悟があったと思ってる。
エースはただ口に出して、ロビンみたいに「助けてくれ」と言えばよかった。でも言わなかった。
ただそこに座ったままだった。ガープも、エースが助けを望まないという選択を受け入れた。
ルフィがようやく助け出した時、エースは処刑されたくて動いたわけじゃないから、ルフィについて行く。
でも、そのために積み上げられたすべてを壊す最初の機会が来た瞬間、それをつかんでしまう。
マリンフォードにいた海賊たちはみんなエースのために命を懸け、多くが死んだ。白ひげも死んだ。
そして最後にクルーへ残した命令は「生きて逃げろ」だった。
この命令はエースにも向けられていたはずなのに、赤犬が白ひげを少し侮辱しただけで、エースのプライドはまた前に出てしまう。
白ひげなら、赤犬に侮辱されても気にしなかったと思う。
白ひげが望んだのは、エースに生きてほしいということだった。でもエース自身は生きたいと思っていなかった。
自分を救うために命を捨てた男の名誉を守ることのほうが、自分自身の命を守ることより重要だったんだ。
エースの最後の言葉には後悔があった。
自分のプライドを手放せなかったと気づいたからこそ、ルフィに、自分にできなかったたった一つのことを託した。
それは「生きろ」だ。
胸が痛くなるし、すごくよく書かれてる。でも、自分はやっぱり彼を愛せない。ただ哀れだとは思う。
結局のところ、エースは絶望から救おうとしてくれたあらゆる手を拒み、人生の中の人たちが自分を助けることも許さなかった。
痛みを乗り越える手段はあったのに、本人がそれを望まなかった。
自分はずっと、鬱や自己嫌悪に苦しんできた。
時には何をしてもこの穴から抜け出せない気がする。
でもエースと同じで、自分には助けてくれる人も手段もある。それを使わないなら、それは世界のせいじゃなくて自分の責任だ。
だからこそ、自分は人に助けてもらうようにしてる。そうしないと、理由もなく自分も周りも傷つけるだけだから。
ここまで読んでくれたならありがとう。
書き始めた時は、こんな方向に行くとは思ってなかった。エースは素晴らしいキャラだし、尾田先生が自分のために作ったキャラじゃないことも分かってる。
これはあくまで自分から見たエースであって、みんなはきっと違う見方をすると思う。
ただ、自分にとってエースは「なりたくない自分」なんだと気づいた。
あの子はいろいろ背負いすぎてた。
かなり打ちのめされてたし、助けや愛を受け入れることをちゃんと学べなかったんだよ。
まさにそれ。
生きることに目を向けなかった結果、死がやってきた。
それ、鬱とか自殺がどういうふうに起きるかを、かなり怖いくらい正確に表してるな。
自分で思いついたの? すごくいい一文だわ。
リスペクトだわ、マジでいい一文だよ。
ちょっと詩的でもあるけど、この問題をすごくうまく表してる。
それに加えて、赤犬が侮辱したのは、子どもの頃から父親らしい存在がいなかったエースにとって、唯一ほんとうに父親のように接してくれた人だったんだよな。
あの死の場面は、エースがようやく自分に向けられた愛を受け入れた瞬間だった。
分かる? 自分がエースを好きになった理由ってまさにそこなんだよ。
エースは、自分には生きる価値なんてないってずっと思っていて、それでもどうにか自分の人生に意味を持たせようとしてた。
なんであれを“単なるプライドの強いやつ”として受け取る人がいるのか分からない。
あれは全部、痛みと迷いを隠すための仮面だったでしょ。
「エースの最後の言葉には後悔があった。自分のプライドを手放せなかったと気づいたからこそ、ルフィに、自分にできなかったたった一つのことを託した。それは“生きろ”だ」
それ、文字どおり事実じゃないよ。
エースは、自分のために来てくれた人たちに「愛してくれてありがとう」って感謝しながら死んだんだ。
笑顔で死んだ。
俺は、エースが自分の行動を後悔していたとは思わない。
それは単なるプライドじゃなかった。自己価値の低さでもあったんだよ。
エースは覇王色を持っていて、最初にそれが発現したのはルフィを守る時だった。
家族を守ることが、自分の価値であり、自分の強さであり、自分を強くしていた。
黒ひげを追ったのだって、ただのプライドだけじゃなくて、白ひげの名誉と遺志を守りたいという思いがあったからだ。
赤犬が白ひげを侮辱した時、エースは守らずにはいられなかった。
皮肉なのは、その部分では実の父親そっくりだったことだけど。
一応確認だけど、その人が言ってるのは“本当の最期の言葉”じゃなくて、死にかけながらルフィに向かって言ったあの発言(まだ周りが戦ってる時のやつ)のことだと思うよ。
なるほど、それは確かにそうだね。
それでも、自分は「エースは自分の行動を後悔していなかった」「笑顔で死んだ」って部分は変わらないと思ってる。
エースは、他人からの助けや愛を受け入れられなかったのはプライドのせいじゃなくて、鬱のせいだった。
人生最後の数秒で、これほど多くの人に愛されていて、世界から拒絶されてなんかいなかったって気づいたことで、その鬱はようやく消えたんだよ。
全部踏まえた上で、リスペクトだわ 🙌
それでも違うと思う。
エース本人の言葉では、やり残した唯一のことはルフィが夢を叶えるのを見ることだった。
でもルフィならそれを成し遂げられると分かっていたから、後悔なく死ねたんだよ。
それに、エースを縛ってたのはプライドじゃなくて、白ひげと、白ひげが自分やクルーにしてくれたすべてへの敬意だろ。
正直、エースに対してこれ以上ひどい解釈ないわ。
こいつハーフピースでも読んでたのかよ。
スレ主は、エースもスレ主と同じ苦しみを抱えてたってことに気づいてない気がするんだよな。
それなのに、助けを受け入れられなかったことを鬱じゃなくて、エース本人の思い上がりみたいに責めてるように見える 🤷
エースは、自分が重荷になることを嫌ってたし、基本的に誰に対しても“兄貴分”であろうとしてた。
助けられる場面では助ける側でいたかったんだ。
ほかのDの意志を持つ者たちと同じで、感情面ではかなり自分勝手でもあるし、自分の信念のために全部を懸けることが、受けた助けへの返し方でもある。
だから、白ひげが臆病者呼ばわりされたら反応せずにはいられない。
あのジジイは、自分を助けるために戦争まで起こしたんだから。
ある意味では、赤犬に反応したこと自体が、エースなりの「自分は助けを必要としていて、しかも愛されている」と受け入れるやり方だったんだよ。“最悪の男の息子”としてもな。
もちろん行動としてはすごく身勝手だよ。
もっと大人なら無視して逃げて、大勢を助けてたはず。
でも、尾田先生がエースをそう描いた気持ちは、個人的にはすごく分かる。
いや、言ってることに一理あるのは分かるんだけど、赤犬があの侮辱のあと、エースを押し負かしてからルフィのほうを攻撃しに行った部分を無視してないか?
赤犬は、エースの弟を殺そうとしてたんだよ。
誰かを守るために命を懸ける行為を、俺はプライドとは呼ばないな。
あれは最終的には弟への利他的な行動だったと思う。
しかも残念なことに、ルフィにもエースと同じ傾向があるって部分は、みんな都合よく無視しがちなんだよな。
ルフィは主人公だから死ねないっていう“運”に守られてるだけ。
たとえばホールケーキアイランドのお茶会で、ビッグ・マムを殴りに戻った場面とかまさにそう。
結局のところ、エースの判断に腹が立つのは分かる。自分もそうだったし。
でも、それを理由にキャラを嫌うのに、同じような行動をするルフィや他のキャラは好きっていうのは、自分にはちょっと納得いかない。
そうそう。
みんながエースで嫌ってる部分って、ルフィでは称賛してることそのものなんだよ。
まったく同じではないにしても、逆にルフィと正反対の行動を取るウソップのことは嫌ったりもするし
ウソップはたぶん自分の最推しキャラだわ。
麦わらの一味みたいな状況に放り込まれたら、大半の普通の人間はああいう反応をすると思う。
でも本当に自分の技術が必要な場面になると、結果なんか考えず即座に前に出る。
その結果、自分にとってはワンピース史上いちばん熱いシーンが生まれた。
“そげキング、あの旗、撃ち抜け”っていうルフィ屈指の名台詞のあと、自分の手で世界政府に戦争を宣言したあの瞬間。
ウソップは“読者そのもの”を表体現してるから好きなんだ。
99%の人間が麦わらの一味の立場に放り込まれたら、ゾロやサンジやルフィみたいには動かない。
ウソップみたいに振る舞うはずなんだ。
で、人はその事実が嫌だから、ウソップを好きになれないんだと思う。
自分は、エースとルフィの違いって“重荷をどう受け止めて、どう分け合うか”だと思う。
エースは黒ひげの件で一人で突っ走る。
仲間を危険にさらしたくないし、自分は助けてもらう価値がないと思ってる。
これはルフィのやり方と真逆だよ。
ルフィは仲間を頼るし、自分も仲間のためにいる。そして必要な時には仲間が自分のためにいてくれると信じてる。
大胆で、時には無茶な決断もするけど、それは仲間が支えてくれると分かっていて、仲間の力をちゃんと理解してるからだ。
一見わがままに見える行動も、そこには仲間との深い信頼関係がある。
ルフィは、仲間がやりきってくれると信じてるし、仲間もまたルフィがそこまで見抜いてると信じている。
たとえばエニエス・ロビーでは、ルフィは単身で突っ込むけど、それは仲間が門を突破して自分のところまで来られると分かっていたからだ。
とくにあの陽動があればなおさら。
その一方でエースは、自分を死に向かわせながら、助けを期待せず、他人に頼らないまま犠牲になる。
仲間の意思や犠牲を軽んじることで、逆に仲間との信頼を裏切ってしまってる。
仲間が自分のために危険を冒すことを受け入れられないし、仲間が自分自身やエースを守れるとも信じられない。
そのせいで、状況はみんなにとってもっと悪くなってしまう。
いやあすごいね。
「世界最悪の犯罪者の息子だから、お前が存在してること自体が罪だ」って子どもの頃からずっと言われ続けて、その価値観を自分の中に取り込んで、自分に価値を見いだせなくなった子ども?
うんうん、そういう子ほんと嫌いになるよね。
ガープだって、エースが頼みさえすれば助けてくれたんだから、結局は20歳のエースが、70過ぎの祖父に「助けて」って言わなかったのが悪いんだよね。
ほかのキャラたちはエースのために命を懸けるのに頼まれる必要なんてなかったけど、それはまあ、あっち側の欠点ってことで。
そうなんだよ。
自分ももう1本投稿してて、そこではこれ以上論点を増やしたくなかったから書かなかったけど、エースが助けを拒んでたのって明らかにプライドじゃなくて鬱なんだよね。
君が言う通り、エースは生まれてからずっと、世界に拒絶されていて、誰からも本当に愛されないって思ってた。
無意識のレベルでは、自分の命には本当に価値がなくて、誰かが自分を助けるに値しないと思ってたはず。
でも、あれだけ多くの人が本当に自分を助けに来たことで、その中の闇は少しずつ消え始めてた。
自分は世界から拒絶されてなんかいなかったんだって、理解し始めたんだよ。
そのうえで逃げる途中、赤犬が、エースがその鬱から抜け出す助けをしてくれたたった一人の男を侮辱する。
あそこで振り返ったのが愚かだったか? もちろんそうだよ。
でも、自分を息子として受け入れて、愛ゆえに何でもしてくれた人が侮辱されて、それを見過ごせるか?
エースには無理だった。
そして最後の数秒で、エースは多くの人に愛されていて、世界に拒絶なんかされていなかったと気づく。
鬱は完全に消え、最後に一つ、あの笑顔を残した。
エースについてなら本当にいくらでも書けるわ。
元の投稿があんな長くなったのも分かる。笑
ガープめちゃくちゃ嫌いだわ。
それは、ガープがめちゃくちゃ上手く書かれてるからだよ。
最強であり、同時に最弱でもあるキャラ。
ゲンコツのガープ、海軍の英雄、ロジャーに挑める数少ない一人……なのに、世界政府というシステムの圧力から抜け出せないほど弱くて、自分自身でかけた首輪の鎖も断ち切れない。
その結果、自分の孫すら助けられなかった。
ほんとそれ。嫌いだけど、上手く書かれてるのは間違いない。
キャラに欠点があるとキレる人いるよな
いやもう、それが人間てもんだろとしか言えない
シーッ……ネットの外に人生なんて存在しないんだよ。
自分が入ってる読書系の掲示板でも、こういう投稿ほんとよくあるわ。
主人公が賢くないって批判する投稿が何年も大量にあって、その理由が「仲間に全部話さないから」なんだよ。
本人としては、話したら仲間を危険にさらすから胸の内にしまってるだけなのに。
で、一度その失敗から学んだように見えても、また同じことをするからイラつくって言われる。
でも、もしどのキャラもちゃんと学習して成長して、重大な欠点を全部克服できるなら、そもそも読む価値も見る価値も知る価値もなくなる。
ただの退屈でご都合主義的なパーツになるだけだよ。
私には、プライドというより、年上でずる賢い大人たちに利用された深い心理的傷に見える。
だって、「お前は父親のせいで拷問されて殺されるべき存在だ」って一生言われ続けたら、そりゃ自己肯定感にも影響するだろ。
しかも10歳そこそこの、問題を抱えた子どもが祖父に「自分は生きる価値あるの?」って聞いて、「自分で考えろ」みたいな返しをされたら、
そりゃ最初に本当の父親代わりになってくれた人の名誉を守るために全部を懸けて、無条件で自分を愛してくれたたった一人を守って死ぬような人間にもなるだろうさ。
「自分がエースを好きになれない理由は、エースのプライドだ。サッチの死のあと、エースは黒ひげを倒すことを自分個人の使命にしてしまった。白ひげはそれを望んでいなかったのに、プライドのせいで行ってしまった」
ここは完全に同意できない。
サッチを殺したのは、エースの部下だった黒ひげだ。
だからエースは、部下がやったこととしてサッチの死に対してより強い責任を感じるのが自然だろう。
それを“プライド”だけで片づけるのは不公平だし、まるでエースが利己的な理由で動いたみたいに見えてしまう。
黒ひげが仲間を殺したのに、それが罰せられないままな方が白ひげ海賊団にとって有害だった。
そもそも仲間殺しは、白ひげ海賊団の中でも絶対に破ってはいけないルールの一つだったはずだ。
「ガープは本気で全部を投げ打つ覚悟があった。エースはただ口に出して、ロビンみたいに『助けてくれ』と言えばよかった」
つまり君はエースのキャラが好きじゃないと言いつつ、ガープには自分の選択のツケを払わせたかったわけだ。
「白ひげも死んだ。そして最後にクルーへ残した命令は『生きて逃げろ』だった。この命令はエースにも向けられていたはずなのに、赤犬が白ひげを少し侮辱しただけで、エースのプライドはまた前に出てしまう。
白ひげなら、赤犬に侮辱されても気にしなかったと思う。白ひげが望んだのは、エースに生きてほしいということだった。でもエース自身は生きたいと思っていなかった。自分を救うために命を捨てた男の名誉を守ることのほうが、自分自身の命を守ることより重要だったんだ」
このへん全部おかしい。
エースが死んだのは白ひげより先だ。
どうやってそこを混同したのか分からない。
エースはちゃんと生きたかったよ。
白ひげが気にしないかどうかは関係ない。エースにとって白ひげは父親代わりであり、白ひげ海賊団そのものが家族だったんだから。
エースをキャラとして好きじゃないのは別にいい。
でも、ただプライドが高くて自己中心的な人間みたいに誤解して語るのはやめよう。
確かにエースの決断が白ひげ海賊団にとって良い結果を生んだわけではない。
でも、その動機は一度たりとも“自分のため”でも“プライドのため”でもなかった。
エースは白ひげを海賊王にしたかったんだ。
面白いよね。君が最後に挙げたところこそ、私がエースを好きな理由なんだよ(自分の最推しキャラだし)。
私も鬱と自己嫌悪に苦しんでるから、エースはものすごく共感できるキャラなんだ。
自分が他人にとって迷惑な存在なんじゃないかって感じたことも何度もある。
もちろん、それが健全とか良いことだとは言わない。でも、すごく分かる。
それと“自信がある”って部分についても君とは意見が違う。
私は、エースって全然自信なんかないと思ってる。
あれは防衛反応なんだよ。
本当の意味での自信は、仲間や家族の支えの中でこそ得られる。
でも自分にはその価値がないと思ってるから、助けを求められない。
それでもエースは、かなり良い人生を築いてたと思う。
出会った人たちにも大きな影響を与えてる。
ルフィと同じで、強い信念があって、何があってもそれを貫く。そこは本当に尊敬する。
(だからこそボルサリーノは大嫌い。いいキャラなのは認めるけど、嫌い)
人当たりもいいし、忠誠心もあるし、弱い立場の人をちゃんと助ける。
あと、私は長子としてもエースに共感する。
私にも2歳下の妹がいるから、イラつきも、誇らしさも、愛情も、ああいう感情は全部分かる。
エースには欠点がたくさんある。でも現実の人間だってそうだよ。
この点自体は別に争点じゃないと思うけど、その“プライド”って、同時にエースというキャラの大きな魅力でもあって、人が惹かれる理由でもあるんだよ。
それは「自分の強さを疑われたから腹を立てた」みたいな意味のプライドじゃない。
友達が殺されたんだよ。
それは、白ひげ海賊団の一員になる時にみんなが共有してた価値観そのものに反する出来事だった。
この集団の中で、それに匹敵するような亀裂は他にない。
ティーチは明確に一線を越えた。
そしてエースは、そのティーチが殺した相手の役割を継いだ人間でもあった。
これは個人的な感情じゃない。
ただ、白ひげがエースにティーチを追うなと命じたのに、エースがそれを無視したから、個人的に見えただけだ。
もしサッチを殺したのが別の誰かだったら、白ひげ自身が追っていたはずだ。
でも、ティーチは脇役とは比べ物にならないほど物語の核心に深く関わっている特別な存在だった。
エースは、ガープやダダン、そして白ひげ海賊団に叩き込まれた価値観に忠実だっただけなんだよ。
正直、君が“エースを好きな人たち”と自分を切り離したがってる感じが少し不思議だ。
この投稿、ちょっとだけヒップスターっぽさを感じる。
キャラクターが嫌いな理由を弁護したり説明したりする必要なんてないし、キャラクターの行動に欠点を見つけたとしても、それがキャラクターの性格や意図に対する君の認識全体に影響を与えるわけじゃない。
しかも面白いのが、みんなエースの“プライド”を悪口みたいに使うけど、それって別に“自分に酔ってるタイプのプライド”じゃないんだよな。
エースが誇ってたのは、自分が見つけた家族なんだ。
白ひげや仲間たち、そしてルフィやサボみたいな兄弟を誇ってた。
これは諸刃の剣の性質ではある。
確かに致命的な欠点でもあるけど、同時にすごく愛おしい部分でもある。
世界からそう言われ続けて、自分自身のことは心の底で憎んでいても、見つけた家族やその成し遂げたことには大きな誇りを持てる。
自分には誇りを持てなくても、家族には持てるんだよ。
「世界からそう言われ続けて、自分自身のことは心の底で憎んでいても、見つけた家族やその成し遂げたことには大きな誇りを持てる。自分には誇りを持てなくても、家族には持てるんだよ。」
この一文で、なんで自分にとってエースがあれほど共感できる存在なのか、すごく的確に言い当ててくれた
これを分かち合えたのが嬉しいよ、仲間
悪いけど、ほんとにエースのキャラをちゃんと読めてない人が多すぎると思う。
問題は“エース自身のプライド”だけじゃない。“新しい父親”への誇りなんだよ。
エースの幼少期も人生も、そして死に方すらも、全部“ゴールド・ロジャーの息子”であることに傷つけられてきた。
人々は常に、ロジャーがどれだけ邪悪で、どれだけ強くて、どれだけ“悪い血”を持っていたかを語っていた。
エースがガープに「自分は生まれてきてよかったのか」と聞いたのは、なんとなくじゃない。
会ったこともない父親について、周囲がそういうことばかり言ってるのを聞いていたからだ。
白ひげに挑んだのだって、単に最強だからじゃない。
作中でもはっきり「あいつは“あの男”のライバルだった」と言ってるだろう。
つまりロジャー、エースの心にずっと棘を残してた“不在の父親”だ。
でも白ひげは違った。
仲間に「おやじ」と呼ばせて、本当に父親みたいに接してくれた。
エースはようやく、自分が誇れる父親を見つけたんだ。
比較しなきゃいけない相手でも、名誉を弁護し続けなきゃいけない相手でもない、本当の父親を。
黒ひげがサッチを殺した時、エースが責任を感じたのは、自分が隊長だったからだけじゃない。
黒ひげが“自分の父親”を侮辱したからでもある。
エースのプライドって、自分自身へのものじゃないんだ。新しい父親への誇りなんだよ。
ロジャーの問題はそれくらい深刻で、エースは子どもの頃から鬱状態だった。
本人も白ひげのことを「自分の命を救ってくれた男」だとまで言ってる。
白ひげを侮辱する相手に異様に執着するのも当然で、本気で自分の人生を救われたと思っていたからだろう。
君も、エースが赤犬に振り返ったところについては少し触れてたけど、ロジャーの存在に触れずにエースを語ることなんてできないよ。
尾田先生って、ルフィは“プライドが邪魔をする罠”にハマらないってことを、かなり早い段階で見せてたんだよな。
ルフィはあの教訓をシャンクスから学んだけど、エースは学ばなかった。
その結果があれで、この教訓がどれだけ大事かもそこで示された。
そこに加えて言うなら、ルフィはドラム島で、シャンクスの教訓をさらに一段深い形でビビから学んでもいる。
ドラム島の住民にビビが襲われた時、ルフィは拳で守ろうとして反撃に出かけた。
でもビビは、「ここで攻撃したらナミが病気で死ぬ」と言った。
どうしても医者に診てもらわないといけなかったから。
そこで二人は、ナミを助けてもらうために、できる限り深く頭を下げて頼んだ。
尾田先生は旅の中で、ルフィが“仲間を助けるためならプライドも過剰な防衛本能も飲み込める”ことをちゃんと描いていたんだと思う。
でもルフィの幼少期の回想では、エースは子どもの頃から大人になっても同じ態度だったし、ロジャーがそうだったと言われてるのと同じ振る舞いをしていた。
誰かが仲間を少しでも侮辱すれば、死ぬ気で突っ込んで復讐しようとする。
まるで尾田先生が、エースは子どもの頃からずっと鬱と負の本能に囚われていて、そこから抜け出せなかった、アキレウスのような悲劇の人物だと示そうとしてたようだ。
強くて、英雄的で、伝説級ですらあるのに、自分自身の性質の奴隷で、その本能ゆえに破滅する。
まあ現実でもさ、理屈じゃなく短気でプライド高い人っているんだよ。
忠誠には代償が伴うもので、エースにとってのそれは彼の破滅だった。
ロジャーも似たようなところがあったけど、ロジャーにはちゃんと理性的な仲間がいて、無理やりにでも安全圏に引っ張ってくれた。
もしマルコがエースとルフィのすぐそばにいたら、エースが振り返った瞬間に、マルコが二人まとめてつかんで飛び去ってた気がする。
エースは悲劇のキャラだ。君と同じようにね。
君はたぶん、自分自身の多くをエースの中に見てるんだと思う。
君が自分自身を愛せるようになれば、エースのことも愛せるようになるかもしれない。あの欠点ごとね。
私はエースが好きだよ。
黄金の主人公気質でありながら、致命的な欠点を抱えてる。
だからこそ余計に好きなんだ。
今でも彼に会いたいよ。
これってウソップが嫌われる理由とも同じなんだよな。
臆病さが自分に刺さりすぎるんだと思う。
人生のどこかで、誰だって一度は臆病になったことがある。
でもウソップみたいに気持ちよく着地できるとは限らない。
ただそのまま抱えて生きていくこともある。
そのフラストレーションを、みんなウソップに投影してるんだよ。
ある種の精神的超人であるルフィに対して、どこまでも人間臭かったのがエースではないでしょうか。
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精神的に負担を感じる可能性がある方は、無理に読み進めず、必要に応じて閲覧を控えてください。